原英莉花は挽回ならず『73』 勝負の3日目へ「しっかり伸ばしていかないと」

<LPGA Qシリーズ(最終予選) 2日目◇6日◇マグノリア・グローブGC(米アラバマ州)◇クロッシングズC=6664ヤード・パー72、フォールズC=6643ヤード・パー71>

初日に94位と大きく出遅れた原英莉花は、2日目もスコアを伸ばせなかった。クロッシングズコースを3バーディ・4ボギーの「73」として、トータル6オーバー・79位タイ。5日間90ホールの長丁場とはいえ、ボーダーラインは依然として遠い位置にある。
同コースの平均スコアは初日「71.805」のアンダーパーから「72.855」のオーバーパーに下がったとはいえ、伸ばしたい一日だった。10番からティオフすると、13番パー5で1メートルにつけてバーディを先行。15番では3パットのボギーを喫したが、17番パー3では6番アイアンでのティショットを50センチにつけて戻した。

大会を放送するWOWOWのインタビューでは「17番はすごく近くに寄せてバーディを獲れたのは良かった。他は…いまいち。ティショットは良かったけれど、バーディチャンスにつけられなかったので残念」と振り返った。後半は1番でパーオンを逃し、2番ではガードバンカーから寄せきれず連続ボギーでスタート。3番でバーディを奪ったものの、7番の3パットボギーでスコアをオーバーに戻してしまった。

初日の「76」に比べれば「まともだったかなと思う」という一方で、「(パッティングで)一筋、あとひと転がり足りなかったりとか、流れをつかみ切れなかった。後半でボギーが先行してしまったところがもったいなかった」と悔しさをにじませる。とはいえ、ボーダーラインはトータル1アンダー・23位タイで7打差のままだ。

3日目は再びクロッシングズコースを回る。「しっかり伸ばしていかないといけない。バーディを狙っていきたい」。4日目は難度の高いフォールズコースをラウンドし、それを終えれば予選カットが行われる。来季出場権を獲得できるのは25位タイまで。あすは運命を左右する重要なラウンドになりそうだ。

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