ツアープロが20年以上使い続けるパターの名器とは何だ?

シニア欧州賞金王に輝いたこともある海老原清治が使い続けるパターがある。本人曰く20年以上愛用するというモデルについて直撃取材をしてみた。
海老原が使い続けるのは、パターの名器と言われるオデッセイ『ホワイトホット #5』だ。20年愛用していると語るが、どういういきさつで使いだしたのだろう?

「これは昔、アメリカのシニアツアーに出場したときに向こうのツアープロにもらいました。それが使ってみたらフィーリングがすごく良くて……。その日に使ったら、いきなり『68』が出たんです。それからずっと使っていて、もう20年経ちますね」

ウレタンカバーのボールが主流となっていた2000年当時、ボールのカバーと同じ素材をフェースインサートに採用した『ホワイトホット』。ソフトな打感とボールのコロがりを実現して、爆発的なヒットに。丸山茂樹や谷口徹が使用するなどパットの名手が使い、話題となった。

海老原自身はどこを気に入っているのか?

「ボールに当たったときにヘッドが負けなくてボールをちゃんと打ち出してくれるんです。あと打音もズンという感じでいい。打感が柔らかいのでタッチも合いやすいですし、フェースバランス型なので、真っすぐ振って真っすぐ打ち出せますね」

75歳となる海老原にとって欠かせない機能が、ヘッドでボールを拾える点だという。「バックフェースでボールを拾えたら、屈まなくて済むので、腰への負担も減るんです。これ大事(笑)」

上手な人ほど”マイ名器”を持っていることなのだろう。そんなパターに巡り合いたいものである。

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