「日本人の巧みな一撃。ボールは糸に引かれるようだった」 完全移籍濃厚の森下龍矢が決めたゴールを現地メディアが称賛

 1日のスタル・ミェレツ戦でゴールを決めたレギア・ワルシャワの日本代表DF森下龍矢について、現地メディアが賛辞を送っている。

 エクストラクラサ第17節が1日に行われ、スタル・ミェレツと敵地で対戦したレギア・ワルシャワ。ゴンサロ・フェイオ監督が率いるチームの主力として、複数の攻撃的なポジションを任せられている森下は、この日は右サイドハーフでスタメン出場。すると12分、敵陣左サイドでボールを奪取したところからショートカウンターが始まり、FWマルク・グアルからエリア内右の広大なスペースにボールが供給される。このパスの先にいた森下は、飛び出してきた相手GKの上を狙ったループシュートを選択。見事にゴールネットを揺らし、先制点をマークした。

 また、2点目となったMFラファウ・アウグスティニアクのPKも、森下が送ったラストパスを受け取った、同選手がエリア内で倒されたことで生まれたもの。この“本気好青年”はフル出場を果たすとともに、持ち前の運動量でピッチを駆け回り、2得点に絡んだのだ。しかし、チームは2度のリードをエリア内でのミスによる失点で追いつかれ、2-2のドローに。リーグ戦2連勝とはならず、5位で前半戦を終えることとなった。

 そんな試合後、ポーランドメディア『Weszlo』は森下の“技ありループシュート”を称賛。「日本人の巧みな一撃だった」としつつ、「まるで、ボールは糸に引かれるように動いていた。(ルベン・)バイナグル、(ヴォイチェフ・)ウルバンスキ、マルク・グアルと繋ぎ、最後はモリシタがボールを浮かせ、飛び出してきたGKを超えてゴールが決まったのだ」と振り返っている。

 森下は、これで今シーズン公式戦5得点8アシストに。なお、現地複数メディアによると、名古屋グランパスからのレンタル移籍期間の満了が迫る中、レギア・ワルシャワは買取オプションの行使を決断したという。移籍金は50万ドル(約7500万円)で、契約期間は3年間になる模様だ。

【ハイライト】公式戦2戦連発の森下龍矢

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