「圏央道ー新4号国道」直結の“新バイパス”とは? ポキポキ現道に代わる“ビシっと1本” アクセスポイント多重化へ

茨城じゃなくて埼玉!

確かにビミョーに使いづらい「幸手IC」

 埼玉県の杉戸県土整備事務所が2024年11月、幸手市内で整備を進める県道「惣新田幸手線バイパス」について、地元で事業説明会を開催しました。

 このバイパスは、幸手市内を通る「新4号国道」(国道4号バイパス)と、圏央道「幸手IC」を直結する道路です。 全長2940mのうち、幸手IC付近の産業団地を貫く650mは整備済みですが、そこから東、新4号国道までの2290mは未整備となっています。 現道の惣新田幸手線は道が細いうえ、ところどころ折れ曲がり、主要県道へクランク状に接続するなどして渋滞が発生。そこで、幸手ICのアクセス強化と周辺の混雑緩和を目的に、4車線のバイパスが整備されます。 圏央道と新4号は、幸手ICの隣、茨城県内の五霞ICで接続していますが、バイパス整備により埼玉県側でもアクセス拠点ができます。幸手ICは現状でも大きな道路に接続していない状態で、圏央道の側道部分も未整備箇所が多いため、アクセスは便利とはいえない状況でした。 県はまず、産業団地から「埼葛広域農道」までの790mについて先行整備し、現道のクランク交差点を解消する構えです。 この先行区間について現在は道路や橋梁の詳細設計を実施している段階で、用地交渉は2025年度以降、工事は2026年度以降とされています。なお、バイパスの沿道はほぼ全線にわたって農地ですが、中川を渡る必要があります。

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