交代策も的中で6得点大勝! シメオネ監督は「少し先の未来で役立つかもしれないチャンスを…」

 アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、26日のスパルタ・プラハ戦を振り返った。同日、スペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。

 今夏に2億ユーロ(約325億円)以上を補強に費やしたアトレティコ・マドリードは、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェイズ前半戦を2勝2敗の23位と、パッとしない成績で折り返した中、26日の第5節でスパルタ・プラハと対戦。すると15分にFWフリアン・アルバレスが直接FKから先制点を挙げたのを皮切りに、ロヒブランコスの“ゴールショー”が開演。ベンチスタートとなったFWアントワーヌ・グリーズマンやFWアンヘル・コレアらも揃い踏みで、敵地で6-0の勝利を収め、CL2連勝を飾っている。

 アウェイでの大勝となった試合後、シメオネ監督は「CLでの最高の勝利かと問われれば、ノーだ。他にも非常に重要な試合があったと思っているからね」としつつ、「チームは、相手が求めていたことを理解し、我々の望む展開へとゲームを持っていくことができた」と試合巧者として立ち回れたと振り返った。

 また“チョロ”は、得失点差のことを考えていたと言及。リードを奪った展開ながら、グリーズマンやA・コレアといったカードを切り、攻撃陣を活性化させる采配を選んだ同指揮官は「このような大会はすべてが左右する。これからもそれは変わらない。どこまで行けるかはわからないけど、(交代の)意図はそこにあった。少し先の未来で、役立つかもしれないチャンスを得ようと思ったし、チームもそれを良く理解していた」と交代組も期待に応えてくれたと述べた。

 最後にシメオネ監督は、同試合でのドブレーテにより、今シーズンの公式戦における得点数を『8』に伸ばしたJ・アルバレスについて「フリアンはハイレベルな選手。リーベルでも、マンチェスター・シティでも、アルゼンチン代表でもとても良くやっていた。そして今は、ここで力をつけているところだ。彼の現在と未来には、大きな希望が託されている。願わくば、そのためにも彼をサポートし続けていきたい」と明かした。

 これで公式戦6連勝と、ようやく勢いづいてきたアトレティコ・マドリードの次戦は、30日のバジャドリード戦となる。

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