岩田寛、今季2勝目はテーラーメイドの5Wとタイトリストの新ボールに変更【勝者のギア】

<カシオワールドオープン 最終日◇24日◇Kochi黒潮カントリークラブ (高知県)◇7350ヤード・パー72>

国内男子ツアーの最終日は、首位と2打差の6位タイで最終日を迎えた岩田寛が7バーディ・3ボギーの「68」をマークして逆転。6月の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」に続く今季2勝目、ツアー通算7勝目を挙げた。
6月の優勝時から変化が加わったのは5Wで、契約フリーらしく、キャロウェイの新作からテーラーメイドの新作へ入れ替え。「それ以外に変更点はない」とのことだが、秋の「ZOZOチャンピオンシップ」から、タイトリストの未発表ボール『2025 Pro V1x』へ変更しており、米国アクシネット社は「岩田選手は新モデルの2025 Pro V1xに切り替え、4回目の出場で優勝を果たした」と報告している。

毎年ハイスコアとなるコースで前半は調子が悪く「優勝はない」と思ったそうだが、意外に上位が伸びず「13番から(優勝を)意識し始めた」と振り返る岩田。今週活躍したギアを問われ、タイトリスト『620MB』アイアンの出来を挙げた。

「パターもけっこう外していたので、ボギーを打っても気にしなかったのは(アイアンを挙げる)要因の一つだと思います。ここまで伸ばせたのはたまたまかもしれないですけど、これが夏だったら予選落ちしていました。(アイアンのソールを削っている?)メーカーさんが意図は分かりませんがしてくれました。前のやつが引っかかっていたので」(岩田)

各社から毎年出る新作1Wに「替えるタイミングが分からない」と、あまりクラブを替えない派の岩田。43歳でも体に痛い所がないのは父の教えの「練習ができなくなるので、怪我と病気だけは絶対にするな」を守っているから。「何もしないで練習したことはほとんどない」と、長く活躍できる秘訣の一端を話していた。

【岩田寛の優勝セッティング】
1W:キャロウェイPARADYM Ai SMOKE◆◆◆(9°Tour AD PT-7X)
3,5W:テーラーメイドQi10(15,18°Tour AD PT-8X)
3U:スリクソンZX(20° N.S.PRO Modus³ TOUR 130X)
4I~9I:タイトリスト620MB( 〃 )
PW:ヨネックス EZONE MB301( 〃 )
AW:タイトリストVokey SM10(52°N.S.PRO System3プロトタイプ)
SW:タイトリストVokey SM10(58°DG EX TOUR ISSUE)
PT:オデッセイWHITE HOT 2-BALL Blade
BALL:タイトリスト2025 Pro V1x

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