ヴィニシウス、祖先がカメルーンの『ティカール族』と判明! 「黒人意識デー」に合わせてDNA検査を実施

 レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのルーツが明らかとなったようだ。20日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在24歳のヴィニシウスは、母国ブラジルのフラメンゴでプロキャリアをスタート。2018年7月にレアル・マドリードへと加わった。1年目から公式戦31試合出場4ゴール8アシストを記録すると、徐々に数字を伸ばしながら攻撃陣の中心へと成長。加入からこれまで公式戦281試合出場96ゴール64アシストをマークし、今シーズンも“銀河系軍団”の新たな象徴として躍動している。

 そんななか、ブラジルで「黒人意識デー」と定められている11月20日に合わせて開始された「ゴールデン・ルーツ」のキャンペーンにヴィニシウスが協力。DNA検査を実施し、自身のルーツがカメルーンの『ティカール族』にあると判明した。19日に開催されたFIFAワールドカップ26南米予選のブラジル代表vsウルグアイ代表の試合前には、DNA証明書の授与セレモニーが実施。ヴィニシウスは、「知らなかったが今なら分かる。とても嬉しい」とコメントし、同選手の父親も「自分がどこから来たのかを知ることは、私らにとって重要なことなんだ。ブラジル人は自分たちの祖先を知らないことが多いが、私は幸せだ。私たちもカメルーン出身なんだ」と喜びを口にした。

 なお、同紙によるとカメルーンには約294の民族グループが存在。ヴィニシウスのルーツである『ティカール族』はサトウキビ、カカオ、コーヒーなどを栽培する農耕民族であり、周辺地域で唯一の鍛冶文化を有する民族グループだという。

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