ドイツサッカー連盟(DFB)は10日、11月のUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦うドイツ代表のメンバー変更を発表。FWデニズ・ウンダヴ(シュトゥットガルト)がケガのため不参加となり、代わってFWレロイ・サネ(バイエルン)が追加招集された。
ウンダヴについては、今月6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節アタランタ戦(●0-2)に先発出場していたものの、負傷の影響により、後半立ち上がりの55分にピッチを後にしていた。その翌日、シュトゥットガルトはウンダヴが左ハムストリングの肉離れに見舞われたと発表。11日に行われたブンデスリーガ第11節フランクフルト戦(●2-3)を欠場しており、フランクフルト戦までは今季行われた全公式戦16試合のピッチに立って7ゴールを挙げていたものの、今季初めてメンバー外となっていた。
DFBは7日付で、11月のUNLを戦うドイツ代表メンバーを発表しており、今年3月のデビュー以降継続的に招集を受けているウンダヴもリスト入り。しかし、DFBを通して、前述の負傷により活動参加を辞退せざるを得なくなったことが明かされた。
ウンダブの不参加に伴い、ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、サネを追加招集。現在28歳のサネは、国際Aマッチ通算で65試合出場13得点を記録しており、EUROは3大会連続で出場したほか、FIFAワールドカップカタール2022でもメンバー入り。実績十分なウインガーで、今夏に開催されたEURO2024でも、3試合が途中出場だったものの、全5試合に出場。しかし、準々決勝のスペイン代表戦(●1-2)で、負傷の影響によりハーフタイムでピッチを後にすると、以降の9月シリーズはケガもあって間に合わず、10月シリーズではメンバーから外れていた。そのため、EURO2024以来、およそ4カ月ぶりの代表復帰となる。
4シーズン目となるUNLも、最上位となるリーグAに身を置くドイツ代表。ここまでリーグA3の4試合を3勝1分と無敗で駆け抜け、勝ち点「10」を積み上げて首位に立っている。11月シリーズでは、16日にホームでボスニア・ヘルツェゴビナ代表と、19日に敵地でハンガリー代表と対戦予定だ。
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