青木瀬令奈が自身のインスタグラムを更新。先週の「伊藤園レディス」の予選ラウンドでは、2年5カ月ぶりにツアーに復帰した大山志保と同組に。その先輩ゴルファーに抱き着くような2ショットを公開すると、懐かしい思い出話も披露した。
「13歳の時 初めてのプロの試合で練習ラウンドをご一緒させていただいたのが 当時賞金女王だった志保さんでした」と2人の出会いを振り返る。
2006年の「日刊アマゴルフ 全日本レディースゴルフ選手権」を優勝した副賞として「大王製紙エリエールレディス」への推薦を受けた青木。練習ラウンドは、大場美智恵、ウェイ・ユンジェ(台湾)、そして大山という大先輩と一緒だった。
「練習ラウンドのしかたや まわりへの気遣いなど プロゴルファーとしてゴルフを仕事にしてる皆さまとの会話や経験を通して『ここで戦いたい』『プロゴルファーになりたい』 そう決意した人生の大きな出来事でした」と、中学生だった青木にプロの道を決意させる大切な出会いだった。
「そんな志保さんと こうして復帰された試合でご一緒できたのは 神様がくれたご縁であり ご褒美、または叱咤激励なんだと思います」。
大山がツアーを休んだのは両足痛などの故障が重なったから。そのため、トーナメント特別保障制度が適用されたという経緯がある。今季は青木も腓骨神経の損傷のため欠場した試合があった。
「私も今年は怪我に苦しみ、今もまだ完治はしていませんが 志保さんの勇姿を目の前で見て『痛いなんて言ってられないな』と励まされ 今日は春先ぶりに足の痛みが軽かったことに私自身もとても驚いています」と言う通り、「伊藤園レディス」では首位と3打差の4位タイでフィニッシュしている。
青木は最後に「今年もあと少し。悔いの残らない年にできるよう 1日1日頑張ります」と宣言すると、ディフェンディングチャンピオンとして臨む次戦、思い出を語ったばかりの「大王製紙エリエールレディス」への意欲を綴って、投稿を締めくくった。