バリエーション豊かな和歌山の梅ジャム

昔から梅の栽培が盛んな和歌山では、梅干しや梅酒が有名ですが、実は梅ジャムもとても種類が豊富です。一般的なものはオレンジ色のゼリーのように透明な梅ジャムです。甘さが強いジャム、酸味が強いジャム、風味を重視したジャム、ジャムによって、それぞれ個性的な味が楽しめます。中には梅の果実感をそのまま生かしたジャムもあり、種が丸ごと入っているジャムもあります。

また、梅と他の素材をあわせた和歌山独特のジャムがあります。たとえば梅とじゃばら(これも和歌山特産の柑橘果実)をあわせたジャム、酸味プラス酸味でとてもさわやかです。お次は梅とジンジャー、ジンジャーのビリっとした香りがスッと鼻に抜けます。他には、ゆず、レモン、トマトなどがあります。さらに変り種としてはイチゴと梅のジャム。イチゴはもともとジャムとしてポピュラーなものですが、イチゴジャムの強い甘さを梅のさわやかさが包み込みます。

種類が豊富なジャム、食べ方も多様です。パンにつけるだけでなく、ヨーグルトやお菓子に使ったり、飲料としては、ジャムをお湯や紅茶に溶かして飲むのも楽しいです。夏なら炭酸に溶かせばさわやかな梅ソーダに。どんな食材ともコラボできる梅のみごとなパワーに、まだまだ可能性は広がりそうです。

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