西郷真央が2差5位発進 プリファードライを味方に「ルールをうまく使いながら」

<BMW女子選手権 初日◇17日◇ソウォンヒルズ at ソウォンバレーCC(韓国)◇6666ヤード・パー72>

先週優勝争いを演じた西郷真央が、韓国でも好発進を切った。7バーディ・1ボギーの「66」でプレーし、首位と2打差の6アンダー・5位タイ。大会を中継するWOWOWのインタビューでは「セッティングも易しめで伸ばしあいだった。トップについていくのを心掛けながらのラウンドだった」と振り返った。
出だし1番でバーディ発進。打ち下ろしの4番パー3ではグリーンの傾斜を使って3メートルにつけるなど、チャンスを量産していく。「ショットの感触は良かったので、バーディトライをたくさんできた」と3アンダーで折り返した。

ただ、先にホールアウトしていたアシュリー・ブハイ(南アフリカ)など、首位は8アンダー。ビッグスコアが続出するなか、西郷もその伸ばしあいにしっかりついていった。17番ではバンカーを渡り歩き唯一のボギーを喫したが、18番では1メートルにつけてバーディ締め。首位と2打差の滑り出しで、グリーン上では笑顔を見せた。

ルーキー・オブ・ザ・イヤーでトップを走り、初日は新人賞を争うガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)、イム・ジンヒ(韓国)と同組になった。その直接対決でも上回り、またも初優勝に期待が持てる好発進。着実に力はついてきている。

あすは雨予報だが、そんな状況もプラスに捉える。きょうはボールを拾い上げて汚れを拭き取り、プレースすることができる『プリファードライ』が適用されたが、「きょう(プリファードライが)出てくれたので、あしたも出るのかな。フェアウェイキープさえできれば、構えやすいラインまで動かせるのも自分のプラスになっている。ルールをうまく使いながら、いいプレーをできるように頑張りたい」。2日目も上位勢についていきたい。

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