“近くに寄せる”作戦が奏功 西郷真央は米ツアー初Vへ好調キープ「きょうのようなプレーを」

<ビュイックLPGA上海 2日目◇11日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6672ヤード・パー72>

初日の「68」に続き、2日目もスコアを伸ばした西郷真央がV戦線に名乗りをあげた。この日は8バーディ・1ボギーの「65」をマークし、首位と1打差のトータル11アンダーの2位に浮上した。
「きのうに引き続きショットがすごくよかったので、バーディチャンスが多かった」。ここまでは初日と同じ。「パッティングでプレッシャーがかかる距離を残さずバーディが前半獲れたので、すごくいいプレーができました」。グリーンのラインが読みにくいと話していた西郷。この日は前日立てた“ピンの近くに寄せる”プラン通り、とにかくチャンスをつくる作戦に出た。

前半7番のパー3では50センチ、続く8番では60センチとピンに絡めるショットがさえ渡る。10番でこの日唯一のボギーを喫するが、17番もバーディとすると、18番では長いバーディパットがカップに沈んだ。「最後入るとは思っていなかったので、おまけで入ってくれてよかったです」と笑みが浮かぶ。

「後半は何個か取りこぼしはあったんですが、いいプレーは続けられたと思うので、あした以降もきょうのようないいプレーができるようにがんばりたい」と、ムービングデーでもこの調子でどんどん伸ばしていく構えだ。

8バーディを量産し、一気にリーダーボードを駆け上がったが、それでもまだグリーン上は警戒ポイント。「コンディションはそこまで難しくなっていないけど、ピンポジションがアメリカツアーではあまりないようなセッティング。そこを警戒しながらマネジメントして」と、ピンをさすショットで、チャンスメイク、そして再びビッグスコアを目指していく。

externallink関連リンク

ビュイックLPGA上海 リーダーボード 原英莉花は“人生初”のウェイティングも出場ならず ハリケーンの影響で米予選会延期 原英莉花ら出場の米女子ツアー予選会 ハリケーンの影響で延期に 日本オープン リーダーボード 富士通レディース 初日の結果
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)