ドライバー当たらず「信じられない…」 安田祐香を悩ませた“逆目”

<日本女子オープン 2日目◇27日◇大利根カントリー倶楽部(茨城県)◇6845ヤード・パー72>

選手たちを苦しめる長い芝は、思いがけないところにも影響を与えた。「ちょっと気持ち悪いです。ティイングエリアでここまではっきりしているのは、これまでなかった」。安田祐香にとって、“逆目”に悩まされた一日だった。
2日目は5バーディ・1ボギーの「68」。スコアは上々だったが、問題はティショットだ。「ドライバーが信じられないぐらい当たらなくて。(普段より)10ヤードぐらい飛ばなかった」。それにより、200ヤード以上のセカンドショットを強いられる場面も目立った。

「初日よりはパーオン率が良くて、パットも入ってくれたのでスコアをまとめられた」というが、ツアー歴代最長となるこのコースにおいては、ドライバーの出来は死活問題。不振の理由として考えられるのが、ティイングエリアの“逆目”だという。グリーンやラフ、フェアウェイにできることは多いが、朝から雨がぱらついたことも影響したか、ティイングエリアとなると珍しい。

慣れない状況でとまどいを隠せなかった。「イメージ良く打ちたいので…。長いクラブだからこそ、当てたいと思うようになって」。焦りが悪循環を生み、なかなか内容面では消化不良のラウンドとなった。

先週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でツアー初優勝。2日目の「68」というスコアが表す通り、好調は継続している。「3日目もティショットが良くなれば、いいスコアになると思う。思い切って振りたいですね」。スタートホールで会心の一打を放ち、フラストレーションを吹き飛ばしたい。

externallink関連リンク

日本女子オープン リーダーボード 「曲がってチャンスにもつかず…」 古江彩佳は池ポチャダボなど痛恨『75』で後退 まさかのトラブルで猛省も… プロテストへ日本女子アマ女王が原英莉花らから得た財産「レベルの高い選手を見習って」 初優勝の舞台裏 安田祐香が明かす“一本の電話”の存在「後押ししてくれました」 安田祐香がホステスV 開幕からギア不変「クラブをたくさん見てもらえたら」【勝者のギア】
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)