冨安健洋にアーセナル退団の可能性?…インテル、ユヴェントス、ナポリが動向注視か

 アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に対し、セリエAの複数クラブが関心を寄せているようだ。19日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

 現在25歳の冨安は2021年夏にアーセナルへ完全移籍加入。3連敗中だったチームで右サイドバック(SB)に定着すると、堅実なプレーで守備の立て直しに貢献し、初年度は公式戦22試合に出場した。イングランド代表DFベン・ホワイトが右SBに定着した2年目以降は、同選手のバックアッパーや左SB、時にはセンターバック(CB)を務めるなど守備のマルチロールとして活躍。ここまで公式戦通算83試合に出場し、2ゴール6アシストをマークしている。

 複数のポジションを卒なくこなし、ピッチ上でハイレベルなパフォーマンスを披露する冨安だが、その負傷の多さから定位置確保には至っておらず。在籍4年目の今シーズンは開幕前に負ったひざのケガの影響で、ここまで1分たりともピッチに立てていない。

 そんな冨安に対し、セリエAの複数の強豪が関心を寄せているようだ。報道によると、インテル、ユヴェントス、ナポリの3クラブが日本代表DFの動向を注視しており、1月の移籍市場での獲得も視野に入れているという。『ミラー』は度重なる負傷の影響で冨安のチーム内での序列は低下しており、アーセナルが移籍を許可する可能性もあると指摘。しかし、その場合には移籍金として少なくとも2500万ポンド(約48億円)を要求する見込みと報じている。

 アーセナル加入前にはボローニャで2シーズンに渡って主力として活躍するなど、セリエAでの実績十分な冨安。アーセナルとは3月に契約期間を2026年6月末まで延長したが、今後の移籍市場でクラブを離れる可能性はあるのだろうか。動向に注目が集まる。

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