首や脇のブツブツ「スキンタッグ」。原因や治療法、予防法は?

まぶたや目の周り、首、脇、胸など…皮膚の薄くて柔らかなところにポコッとイボができたことはありませんか?これは「スキンタッグ」と言って、排出されるはずのメラニン色素が排出されずにかたまってしまった状態です。どうしてスキンタッグができるのか、できたらどうしたら良いのか…この記事では、スキンタッグの原因や対処法について見ていきます。

加齢と共にできやすくなるスキンタッグ
スキンタッグは、「老人性イボ」とも呼ばれる存在です。人の身体は年齢を増すごとに新陳代謝が下がっていきます。つまり皮膚に発声したメラニン色素も、ターンオーバーに乗って上手く排出されにくくなるのです。そのように排出されなかったメラニン色素は、皮膚の中から出られずに固まってスキンタッグとなってしまうわけですね。メラニン色素は摩擦などの刺激によって発生します。皮膚の薄い首や脇、太もも、目の周りなどは摩擦にも弱いですから、メラニン色素が発生してスキンタッグができやすいのです。

スキンタッグはハサミやクリーム、レーザーで対処
スキンタッグを取り除く治療法はいくつかあります。ある程度スキンタッグが飛び出しているのなら、自宅でハサミを使って取り除く方法もあります。痛みや出血は少し生じますが、安価で手軽に行える方法です。また、スキンタッグを取り除くためのクリームなども自宅で行える方法です。クリームで肌のターンオーバーを促進しながら、自然にスキンタッグが取れるのを待ちます。スキンタッグが育って大きさも増しているようであれば、自力での対処はやめてレーザー治療でスキンタッグを切除する方法が向いていますね。ハサミでは対処できないような小さなスキンタッグから、育ちきった大きなスキンタッグまで痕を残さず綺麗に切除してしまえます。自力での切除に不安がある場合や、痕を残したくないという場合には皮膚科でのレーザー治療をお願いするのがおすすめです。

スキンタッグは毎日のスキンケアで予防できる
スキンタッグはメラニンの発生…つまり紫外線や摩擦などの刺激によってできやすくなります。スキンタッグを防止するには紫外線対策をしっかり行いましょう。日焼け止めの選び方にも注目してくださいね。また、肌が乾燥しているとターンオーバーが乱れてメラニンが排出されにくくなります。おまけに肌に摩擦などの刺激が加わりやすくもなりますから、スキンケアによる保湿が欠かせません。スキンタッグのできそうな皮膚の薄い部位は特に、ボディクリームなどで保湿を徹底してください。

writer:さじや

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