フェアウェイキープ率8割超え 古江彩佳が日本勢最上位【米女子スタッツ分析】

米国女子ツアーは先週がオープンウィークで、今週は欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が開催される。実質2週間のオフを経て、いよいよ来週から秋の陣へと突入する。
今季は9人の日本勢がメンバーとして参戦し、笹生優花が「全米女子オープン」、古江彩佳が「アムンディ・エビアン選手権」を制し、海外メジャー2勝。ルーキー3人も奮闘を続けている。そんな日本勢のスタッツをおさらいしてみよう。今回は『フェアウェイキープ率』。

同部門はパー3を除くティショットがフェアウェイをとらえた率を表したもの。メジャー1勝のアリセン・コープス(米国)やツアー1勝のメーガン・カン(米国)といった実力者をおさえて最もフェアウェイをキャッチしているのは、35歳のリゼット・サラス(米国)。85.07%という圧倒的な数字で、2年連続の1位に向けてひた走っている。高い確率を誇っているが、今季のポイントランキングは140位と苦戦。必ずしもスコアに直結しないといえる。

日本勢最上位は6位(81.53%)の古江彩佳。トップ10入りは19試合中10度で、7月に開催された「アムンディ・エビアン選手権」ではメジャー初優勝を果たした。ドライビングディスタンスは124位(252.09ヤード)ながらも、曲がらないショットを武器に好成績を挙げ続けている。

そのほかの日本勢では、14位に稲見萌寧(78.15%)、18位に畑岡奈紗(77.42%)、21位に西村優菜(77.01%)、33位に西郷真央(74.41%)とショットメーカーたちが続く。渋野日向子は48位(72.76%)、吉田優利は63位(71.52%)につけている。

【フェアウェイキープ率】
1位:リゼット・サラス 85.07%
2位:アリセン・コープス 83.58%
3位:マリナ・アレックス 82.96%
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6位:古江彩佳 81.53%
14位:稲見萌寧 7815%
18位:畑岡奈紗 77.42%
21位:西村優菜 77.01%
33位:西郷真央 74.41%
48位:渋野日向子 72.76%
63位:吉田優利 71.52%
101位:笹生優花 67.56%
146位:勝みなみ 61.92%

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