“ダイヤモンド世代”が日本女子プロ3連覇を達成! 竹田麗央が語る同世代の存在「お互い刺激しあって」

<ソニー 日本女子プロ選手権 最終日◇8日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇6670ヤード・パー72>

メルセデス・ランキング1位につけていた竹田麗央が大会を制した。これにより、日本女子プロ選手権は3年連続で2003年生まれの女王が誕生したことになる。
2年前の22年大会は03年5月1日生まれの川崎春花が勝利。ここがツアー初優勝で、19歳133日での勝利は現在も大会最年少記録になっている。そして昨年は、同年4月18日生まれの神谷そらが勝者になっていた。

22年大会で予選落ち、昨年が20位と優勝争いに絡めていなかった竹田は、開幕前に「その時は自分が優勝争いできるとも思ってなかった。そこで同級生が勝つのはすごいなと思っていました。自分も頑張りたい」と、同学年選手の姿が刺激になっていることを明かした。そして、この思いも原動力のひとつに、勝利を手にした。

この他にも昨年4勝を挙げた櫻井心那(04年2月13日生まれ)や、通算1勝の尾関彩美悠(03年6月16日)ら、この世代がツアーの“一大勢力”にもなっている。竹田は、同学年選手たちの存在について「ジュニアの頃から知っている選手もいっぱいいますし、上手な選手が多い。お互いに刺激しあって頑張っていければいいかなと思います」と話す。

実際に「去年は同級生がいっぱい優勝したけど、それに比べて自分は全然そこに達していなかった。もうちょっと頑張らなければいけないなといつも見ていました」と、その“刺激”が今季の初優勝からの6勝につながってもいる。

同じ『日本』が冠されたメジャータイトルの「日本女子オープン」は、ここ8年のうち畑岡奈紗(3勝)、原英莉花、勝みなみ(ともに2勝)と、1998年度生まれの“黄金世代”が7勝を挙げている。一方、日本女子プロ選手権は“ダイヤモンド世代”と呼ばれる03年世代の大会、という様相だ。

黄金世代は今季通算50勝を達成。2003年世代も、これに負けじとその勢いをさらに増すことになるか?(文・間宮輝憲)

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