海自「異形の新型機」開発加速へ “日本が誇る国産機”の派生型 機体に大きなコブ

予算大幅アップ!?

海自の「電子作戦機」開発が本格化

 防衛省は、海上自衛隊に配備が進む国産のP-1哨戒機をベースに開発する「電子作戦機」の開発を加速します。来年度予算の概算要求には、開発費用として414億円が計上されました。

「電子作戦機」は、電波情報の収集などを行う海上自衛隊のEP-3の後継機として導入される機体です。EP-3は、P-3C哨戒機の派生型で、今後は機体の維持が困難になることが想定されています。  機体には国産の信号情報収集システムを搭載し、遠距離から敵艦艇の展開状況を把握するほか、味方艦艇や航空機の電子戦能力を向上させる能力も備える見込み。機体にはコブのようなアンテナフェアリング(覆い)が各所に設けられます。  なお、2024度予算には開発費用として141億円が計上されており、今年度から開発が始まります。 ちなみに航空自衛隊は、既にC-2輸送機をベースにしたRC-2電波情報収集機を導入しています。来年度予算の概算要求には、1機の追加取得費用として496億円が計上されています。

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