メジャー覇者の古江彩佳が感じた竹田麗央のスゴさ「ついていかないと」

<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 初日◇5日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇6670ヤード・パー72>

さすがのラウンドを見せたのが古江彩佳。国内メジャー今季第2戦の初日をボギーなしの5バーディとし「67」をマーク。5アンダーはホールアウト時点で2位と、好発進を決めた。
メルセデス・ランキングで首位を走る今季5勝の竹田麗央、昨年大会覇者の神谷そらと10番からスタートすると、11番で初バーディ。前半を3アンダーとし、後半も2つ伸ばしてホールアウトした。「今日は落ち着いてプレーができて、いいようにラウンドできたかなと思います」と、上々の出来に笑みも浮かぶ。

惜しむべくはパー5でバーディがないことだが、「自分らしいゴルフができている」と持ち味の安定感は日本でも光っている。海外メジャー制覇を果たしてから1カ月半。周囲の期待が高まるのを感じながらも、「自分自身は変わらないので、あまりプレッシャーも感じず、かけずという感じでいけたらなと思っています」と、初の日本タイトルがかかる一戦も平常心で迎えている。

攻略が難航すると予想していたコースでの5アンダーには満足だが、上には上がいる。同組の竹田はこちらもボギーなしで回り、8バーディを記録。「飛ばして、あんまり曲がらないという感じで、高い球ですごい寄せてくるイメージがある。それにプラスしてパターも長いのも入ったり、短いのもポコポコ入っていた」と完ぺきなゴルフには舌を巻いた。

「ついていかないといけないな、と思いながらラウンドしてました」と負けじとバーディラッシュを見せたが、3打を追う2日目も同組。経験を生かし、追いつき追い越し、メジャー覇者の貫禄を見せつけたい。

externallink関連リンク

ソニー日本女子プロ選手権 リーダーボード “女子プロNo.1決定戦”は賞金額も“メジャーNo.1”! 優勝者が手にする額は…おいくら? 今年の日本女子プロ最大の敵は芝? 選手が口をそろえて「独特」と話す“その特徴”は… 「夏前からQシリーズに向け準備」  “米国2年目”へ…吉田優利が決意を胸に挑むメジャー大会 「一度撤退も考えました」 米国でも日本でも試合に出られなかった稲見萌寧の“葛藤”と“これから”
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)