松山英樹はグリーン上でため息 「68」と伸ばすも年間王者争いから後退

<ツアー選手権 3日目◇31日◇イースト・レイクGC(ジョージア州)◇7490ヤード・パー71>

予選ラウンドは連日の「70」と伸ばしきれなった松山英樹は、ムービングデーに4バーディ・1ボギーの「68」をマークした。ポイントランク3位で入ったハンディキャップと合わせてトータル12アンダーまで伸ばしたが、首位との差は14打に開いて最終日を迎えることになる。
大会2日目終了後には日没迫る練習場で汗を流し、特打を行った。初日、2日目と50%だったフェアウェイキープ率は78%(11/14)に改善。パーオン率は83%(15/18)でともにこの日全体2位の数値を記録した。ただ、29パットだったグリーン上でため息をつく一日となった。

出だし1番では3.5メートルがわずかにショートして決まらず、グリーン奥のバンカーから出すのに2打を要した4番でボギーが先に来た。それでも5番で2メートル、6番パー5では1メートルにつけて連続バーディ。ここから盛り返しのムードを漂わせたが、バーディパットがなかなか沈まない。

12番では2.5メートルのスライスラインを読み切って伸ばすも、難易度が最も易しい14番パー5では3メートルが外れ、15番では2.5メートルが決まらずに肩を落とす。最終18番パー5こそバーディフィニッシュとしたが、もどかしいムービングデーに表情を曇らせた。

ラウンド後はアテストを終えるとそのまま駐車場に向かい、コースを後にした。年間王者の称号と2500万ドル(約36億6000万円)のビッグボーナス獲得には厳しい状況に立たされたが、2勝を飾った2024年シーズンの締めくくりを納得のいくものにしたい。

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