ボローニャ、アーセナルDFキヴィオル獲得を諦めず…買取義務付きの有償レンタルを提示か

　ボローニャは、アーセナルに所属するポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの獲得を目指しているようだ。24日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じた。

　ボローニャはアーセナルとイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの移籍交渉を行っていた際にも、取引の一部としてキヴィオルの獲得を目指していたと噂されていた。しかし、より上位クラブへの移籍を望んだキヴィオル自身がボローニャ加入に消極的だったため、カラフィオーリのアーセナル加入のみ成立し、キヴィオルも同クラブに残留していた。

　それでも、ボローニャはキヴィオルの獲得を諦めていない模様。ボローニャはアーセナルに対し、レンタル料および買い取り義務が発生する期限付き移籍のオファーを用意しているようだ。

　現在24歳のキヴィオルはセンターバックや左サイドバックを主戦場とする左利き。ポーランドやベルギー、スロベニアのクラブを渡り歩いた後、2021年夏に加入したスペツィアでブレイクを果たし、2023年1月にアーセナルへ加入した。

　キヴィオルは“ガナーズ”の一員としてこれまで公式戦通算38試合に出場しているものの、定位置確保には至っていない。今夏の退団が噂されるなか、今季のプレミアリーグ開幕節ウルヴァーハンプトン戦ではメンバーから外れていた。