岩井ツインズに聞く“聖地”の印象 二人そろって「アンダー厳しい…」

<AIG女子オープン 事前情報◇21日◇セント・アンドリュース・オールドC(スコットランド)◇6784ヤード・パー72>

今季メジャー最終戦に日本勢過去最多となる19人がエントリー。今季、岩井ツインズは「全米女子オープン」に続いて2人そろってのメジャー参戦となる。
セントアンドリュースに入る前には、ロンドンでイングランド・プレミアリーグのアーセナルvsウルヴァーハンプトンの試合を観戦。「今まで見てきたスポーツで一番面白かった」(明愛)、「会場の一体感がすごかった」(千怜)とリフレッシュできた。

そして練習ラウンドを終えた二人にコースの印象について聞いてみた。まずは明愛。「アンダーが出せる気がしないですね。風が横からすごく来るので思った以上に左向いたりとか、思い切って打つ方向より、ちょっと違う方向に打たないといけない」。風の影響を考慮したスタンスの向きをキーポイントに挙げた。

千怜は、「風がものすごく強くて、フォローとアゲインストでは全然違うコースになる」とやはり風が大敵と見る。大会初日も強い風が吹くと予想されるが「その中でも気持ちを切らさずに最後までやれた人がいい結果になるんじゃないかなと思う」と見る。グリーン周りについては「グリーンとフェアウェイが似ているのでアプローチで打つところを、パター、スプーン、9番アイアンなどで転がして、風の抵抗を受けさせない寄せれたら」とリンクスならではの“転がし”も印象的だったようだ。

そして今大会の意気込みもそれぞれ口にした。「どれくらいのスコアで回っていいかわかないですが、1日にバーディが2~3つ、くればいいかな。頑張ります」と明愛。千怜は「このコンディションだとアンダーは厳しいと思っちゃう。でもそれは思い込みなので、やってみないと分からない。バーディチャンスが来たら、絶対入れるという気持ちで。まずは予選を通過したいと思います」と力強いコメントもでた。

岩井ツインズは“聖地”でどんなプレーを見せてくれるのか。姉妹での全英オープンは昨年に続き2度目の挑戦となる。(文・齊藤啓介)

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