
<BMW選手権 事前情報◇19日◇キャッスル・パインズGC(コロラド州)◇8130ヤード・パー72>
今週の米国男子ツアーは22日(木)からプレーオフシリーズの第2戦が行われる。前戦終了時点のポイント・ランク上位50位までの選手が出場するが、その開幕に先がけPGAツアーの公式ホームページでは恒例の優勝予想ランク(パワーランキング)が発表された。
先週の初戦を制し今季2勝目を挙げた松山英樹は4位にランクイン。「フェデックス・セントジュード選手権優勝者は、(マスターズなどを制した)2021年同様の活躍を続けている。五輪で銅メダルを獲得した後、ロンドンで盗難事件にも遭ったが、(ランク1位の)スコッティ・シェフラーを追う選手のひとり」などをツアーは推す根拠にしている。
プレーオフシリーズは加算ポイントが4倍になるため、一気に2000ptを上積みしポイント・ランク3位まで浮上。日本勢として初めてとなる年間王者へ、ここで大きく近づいておきたい。
1位に挙げられたのはポイントランク14位のトニー・フィナウ(米国)。その理由は出身地で現在も生活するユタ州が高地ということ。今回の開催地コロラド州も似たようなコンディションになることに加え、「1年間を通じてフォームも素晴らしい」と、ここが今季初優勝を挙げる場所になることを予感している。
以下、2位にはポイント・ランク2位のザンダー・シャウフェレ、3位には同1位のスコッティ・シェフラー(ともに米国)という“本命”2人が続く。
プレーオフシリーズは、今大会終了後のポイント・ランク上位30人が最終戦の「ツアー選手権」に進出。そこで1位=‐10、2位=‐8などランキングに応じたスコアが振り分けられ、それがそのまま最終戦スタート時のスコアになる。最終戦を制した選手が年間王者に輝き、2500万ドル(約36億6676万円)のボーナスを手にする。
【優勝予想ランキング】※カッコ内は初戦終了時点のポイントランク
1位:トニー・フィナウ(14)
2位:ザンダー・シャウフェレ(2)
3位:スコッティ・シェフラー(1)
4位:松山英樹(3)
5位:ビクトル・ホブラン(16)
6位:ビリー・ホーシェル(19)
7位:コリン・モリカワ(4)
8位:パトリック・キャントレー(9)
9位:ローリー・マキロイ(5)
10位:アクシャイ・バティア(13)
11位:ルドビグ・オーバーグ(7)
12位:ニック・ダンラップ(48)
13位:トミー・フリートウッド(31)
14位:テイラー・ペンリス(27)
15位:アダム・スコット(41)