ドルトムントFWムココ、ベティスにレンタル加入？　約24億円の買取義務でクラブ間交渉中か

　ドルトムントに所属するドイツ代表FWユスファ・ムココは、ベティスに移籍する可能性があるようだ。17日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。

　現在19歳のムココはドルトムントの下部組織出身で、2020年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はブンデスリーガとチャンピオンズリーグ（CL）で最年少出場記録を塗り替えるなど、ここまで公式戦通算99試合の出場で18ゴール8アシストを記録。しかし、出場機会は減少しており、契約残り2年の今夏に退団の可能性が浮上している。

　一時期はマルセイユが買い取りオプション付きの期限付き移籍でムココの獲得を目指していたが、条件面でクラブ間の折り合いが付かず破談に終わった。そんななか、以前からムココに関心を示していたベティスが、同選手との個人合意を取り付けた模様だ。

　ムココは減俸も受け入れてアンダルシアへ旅立つ準備ができているようだが、クラブ間交渉はまだ継続中。1500万ユーロ（約24億円）の買い取り義務が付いたレンタルの可能性について話し合われているようだ。なお、ムココの獲得にはノッティンガム・フォレストも関心を示しているという。