金メダリストのS・シェフラー 今季7勝目へじわり浮上「きれいなスコアカードにできた」

<フェデックス・セントジュード招待 2日目◇16日◇TPC サウスウィンド(米国)◇7243ヤード・パー70>

最終18番パー4はグリーンサイドバンカーから1メートル強に寄せてパーセーブ。5バーディ・ボギーなしのラウンドに「きれいなスコアカードにできて良かった。いいセーフで勢いを持続できた」と笑顔で大粒の汗を拭った。
3番パー5は第3打を60センチに寄せてバーディ。8番パー3は4メートルを沈めて伸ばした。中盤はなかなかチャンスを生かせなかったが、15番パー4で3メートルを決めると、16番で1メートル、17番では6.5メートルを沈めて3連続バーディを奪った。トップと2打差は変わらなかったが、順位は5位から4位へとじわり浮上。いい位置で週末を迎える。

今季は3月の「アーノルド・パーマー招待」「ザ・プレーヤーズ選手権」で出場2大会連続優勝。4月の「マスターズ」で2022年に続く2勝目を果たすなど、今季6勝を挙げている。ポイントレースはメジャー2勝のザンダー・シャウフェレ(米国)に1900ポイント以上引き離してトップに立っている。

ただし、プレーオフ第1戦と第2戦は優勝すれば2000ポイントを獲得できるとあって、油断は禁物だ。「このコースは簡単ではない。グリーンはすごく硬い、というわけじゃないが、バミューダ芝のラフはどう出るか分からない」と警戒しつつも「ショットが冴えて良いプレーができれば、ロースコアが出せるコース」と自信をのぞかせる。残り2日で虎視眈々と7勝目を目指す。(文・武川玲子=米国在住)

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