
<フェデックス・セントジュード招待 2日目◇16日◇TPC サウスウィンド(米国)◇7243ヤード・パー70>
米国男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦は2日目のプレーが進行中。日本勢でただ一人トップ70の戦いに挑んでいる松山英樹は7バーディ・1ボギーの「64」と伸ばし、トータル11アンダーの暫定首位でホールアウトした。
「パリ五輪」で銅メダルを獲得し、1週間空いて臨んでいる今大会。年間王者を決める3試合の第1戦は初日の「65」に続きこの日もスコアを大きく伸ばした。
前週には窃盗事件に遭うアクシデントもありながら、快調に上位争いを演じており、3日目以降のチャージにも期待がかかる。
松山と同じく首位タイにデニー・マッカーシー(米国)。サム・バーンズ(米国)がトータル10アンダーで続く。
パリ金メダリストのスコッティ・シェフラー(米国)はトータル9アンダー。今季メジャー2勝のザンダー・シャウフェレ(米国)がトータル6アンダーで残り1ホールとなっている。
プレーオフシリーズは、優勝2000ptなど順位ポイントが通常大会の4倍に設定され、まず今大会終了時点のランク50位までの選手が次戦に出場。そこから最終戦「ツアー選手権」でさらに30名まで絞りこまれる。最終戦で一度ポイントがリセットされ、ポイントランク1位は10アンダー、2位は8アンダーからスタートするハンディキャップ方式が採用される。そして同大会を制した選手が年間王者に輝き、2500万ドル(約36億6676万円)のボーナスを手にする。