「すごくいろんな時間があった」 河本結が5年ぶりVに歓喜、記念すべき黄金世代50勝目

<NEC軽井沢72ゴルフ 最終日◇11日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6685ヤード・パー72>

河本結が軽井沢の地で5年ぶりの優勝をたぐり寄せた。コロナ禍のなかで挑んだ米国女子ツアー。米撤退で日本ツアー復帰。その後は不振を極めた苦しい時期を乗り越えて、ついに栄冠を勝ち取った。
「5年間という、2勝目をあげるまでにはすごくいろんな時間があったんですけど、どれもすべて含めて今の自分をつくってくれたと思います」

今季は序盤から復活の兆しを見せて、優勝争いに食い込む活躍を続けてきた。2019年の「アクサレディス」以来のツアー2勝目は近いと思われてきたなかで、先週の2位を含めトップ10は12回で堂々の1位。そしてついに、歓喜の瞬間を迎えた。

前週の2位から好調を維持。初日から上位争いを演じ、最後は接戦の優勝争いを制した。最後のパッティングを沈めると笑顔がはじけた。3打のリードを持ってスタートしたこの日はバーディなしの1ボギーと苦しい展開が続いたが、ガマンのゴルフで逃げ切ることができたのは、強い気持ちを持って挑んできたからだ。

悔いが残るのは、派手な優勝を見せられなかったこと。「最終日のゴルフはバーディを一つも見せられなくて、へたっぴだったので、また練習して、もっともっと盛り上がる優勝争いができるように頑張っていきます」と誓った。

これで黄金世代の通算勝利数は50勝目。記念すべき節目の勝利で完全復活だ。目指している“圧倒的な勝ち方”こそならなかったが、シーズンはまだまだ中盤。メジャー大会も3大会を残す。ここからさらに強さを見せて、黄金期を築いていく。

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