日米自己ワーストの『82』も…笹生優花はサバサバ前向き「練習して頑張りたい」

<パリ五輪 最終日◇10日◇ル・ゴルフナショナル(フランス)◇6374ヤード・パー72>

今年の「全米女子オープン」で2度目の優勝を果たしつかんだ日本代表の座。しかし、フィリピン代表として臨んだ前回の東京大会に続く2度目の五輪で、笹生優花は持てる実力を発揮できなかった。
5番でダブルボギーを叩くと、そこからは苦しかったここまでのラウンドを象徴するような一日になってしまった。15番、18番でも喫したダブルボギーは3つ。バーディは2つ奪ったが、ボギーも6個と、悪い流れを食い止めることができない。

終わってみれば、日米ツアー通じて自身初となる80台(82)。トータル17オーバーの54位という結果でパリを後にすることになった。それでも、ラウンド後は前向き。「楽しんでゴルフができればと思っていましたし、結果はよくなかったけど1週間楽しかったのでよかった」。いつもと変わらず、サバサバとした表情でこの4日間を振り返った。

前回の五輪はコロナ禍で無観客だったが、今回は祭典の雰囲気も堪能することができた。「普段の試合でもこんなに観客が入ることはないし、すごく楽しかった。たくさんの声が聞こえてよかった」。ここに結果もついてくれば文句なしだっただろうが、それでもオリンピアンとしての時間を満喫することができた。

この後は今季最後のメジャー「AIG女子女子オープン」(全英)もまだ残っている。照準をメダルから、今季2勝目へ。「練習して頑張りたいと思います」と、次を見据える。

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