2カ月でメンチカツを80個以上食べた?!ライター市村直伝!美味しいメンチの見分け方!(メンチカツ/東京)

胸焼けがするメンチは店外の臭いで確認!  洋食店や居酒屋からお肉屋さんまで、味わい・価格など幅の広い活躍を見せるメンチカツ。本当に美味しいメンチに出合える方法を編集・戎とライター・市村(以下市)が探ります。

戎「メンチカツは肉の種類、玉ねぎを炒めるか生で入れるかなどの使い方、パン粉の形状や揚げ油などで、個性が豊かです。実は僕、油が年々ダメになってまして、カツ類も食べられるものとその場で胸焼けしてしまうものがハッキリしています」
市「『メンチケン』や『亀有メンチ』では、低糖度の生パン粉を使い、植物性の油でさっくり揚げられ、胸焼けしにくいですね」
メンチケン(最寄駅:神田駅)
和牛100%メンチ 380円
北海道産和牛の旨みが堪能できるメンチは、塩・コショウをベースとしたシンプルな味付けで1番人気の看板商品。添えられたホースラディッシュの香りがますます食欲をそそる出典: https://matomeshi.jp/articles/450
メンチケン|異なる素材が5種類! 魅惑のメンチカツ専門店(メンチカツ/神田)
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亀有メンチ(最寄駅:亀有駅)
亀有メンチカツ(豚) 170円
圧倒的1番人気を誇る、あっさりなのにジューシーな同店のメイン商品出典: https://matomeshi.jp/articles/457
亀有メンチ|日本最多!?亀有で発見 10種類のメンチを出すメンチカツ専門店(メンチカツ/亀有)
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戎「『洋食屋Naganuma』は、ラードでしたがいけました」
洋食屋 Naganuma(最寄駅:御嶽山駅)
ガーリックメンチカツ 870円
ラード100%で揚げているのに、くどくなくサクサクとした食感が楽しめる出典: https://matomeshi.jp/articles/451
洋食屋 Naganuma|老若男女が愛してやまないザ・街の洋食屋さん!「ガーリックメンチカツ」クセになる逸品(洋食/御嶽山)
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市「それはご主人の油の使い方が上手だからでしょう。よくとんかつ屋さんなどで、油の匂いが店外に漏れ出ているところがあります。あれは油が酸化してしまっている臭いなんだとか」

戎「そういうお店はより胸焼けが進みます……。油といえば、メンチの肉汁問題は、好みが分かれるところです」

市「今回紹介しているお店は、口に入れた時にじんわりと肉汁が滴るものが中心です。一方で東京を代表するメンチと言っても過言ではない『レストラン香味屋』の『メンチカツ』(2000円)は、ナイフを入れると、たっぷりの肉汁があふれます」

戎「『香味屋』は非常に有名な老舗ですが、美味しいメンチカツを出すお店の見極め方は?」

市「良い洋食店は明るさや清潔感など、入りやすさが大切。『キッチンさくらい』、『洋食屋Naganuma』のお客は女性が多く、前者の覆面調査時は店内が全員女性でビックリ。」
キッチン さくらい(最寄駅:御徒町駅)
メンチカツ 1050円(ハーフサイズは525円)
炒め玉ねぎの甘み・コクと、生玉ねぎのシャキシャキ感が楽しめる。ウスターソースと温かいデミグラスソースが供されるのもポイント出典: https://matomeshi.jp/articles/452
キッチン さくらい|正統派洋食のエッセンスがひと皿に(洋食/御徒町)
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市「一方で、『メンチケン』や『Lacave ALT』のある神田、300円でボリュームのあるカレーメンチが食べられる『大露路』や、今回は取材拒否でしたがデカ盛りで有名な『S』などは新橋にありますし、『煮込み居酒屋 寅』や『甚兵衛 2号店』がある虎ノ門などビジネス街はガッツリ系のメンチが多く、価格も安い。競争が激しいので味ももちろんオススメできます」
La cave ALTラ・カーヴ オルト(最寄駅:秋葉原駅)
牛100%メンチカツ 350円(1個) ※注文は2個から
店で粗挽きにした肉は赤身が中心。塩・コショウがメインのシンプルな味付けと、肉汁を閉じ込めたほんのりビターな味わいのグレービーソースが旨みを引き出している出典: https://matomeshi.jp/articles/456
La cave ALT ラ・カーヴ オルト|和牛の旨みがビターなソースとしっかり絡む、牛100%メンチカツ(イタリアン/秋葉原)
https://matomeshi.jp/articles/456
煮込み居酒屋 寅(最寄駅:虎ノ門駅)
メンチカツ定食(昼) 800円
パテはしっかりと練られ、じっくり炒めた玉ねぎがたっぷり入る。生パン粉を使って揚げられ、噛み締めると肉汁があふれ出す出典: https://matomeshi.jp/articles/453
居酒屋 寅はお腹いっぱい食べられる大満足のランチ行列店(居酒屋/虎ノ門)
https://matomeshi.jp/articles/453
甚兵衛2号店(最寄駅:虎ノ門駅)
ジャンボメンチカツ(夜) 580円
今回の調査で最大のメンチカツ。牛肉の割合が多めで、塩・コショウのシンプルな味わいと肉の旨みが中濃ソースとの相性抜群。衣はザクザクで食感が心地良い。出典: https://matomeshi.jp/articles/455
甚兵衛2号店|大きさナンバー1メンチカツは食べ応え十分(居酒屋/虎ノ門)
https://matomeshi.jp/articles/455

戎「『La cave ALT』の覆面調査時、お店はオシャレなのに、正直オジさんばかりの店内に一瞬戸惑いました」

市「その他の注目店は、先の虎ノ門の2店や、西麻布の『三河屋』など、盛りのいいお店も魅力的なメンチを提供しています。それから、ハンバーグがある店では、パテが同じか否か。例えば『煮込み居酒屋 寅』はメンチ用のパテは別ですし、『キッチンさくらい』では、ベースは一緒ですが、玉ねぎの入れ方で、ひと手間かけていました」

戎「美味しい店は手をかけているので間違いないです」

市「それはメンチに限らず、美味しいお店の鉄板条件ですね。個性豊かなメンチカツの数々をどうぞ堪能してください」

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