「100ヤード以内の感覚が良い」 櫻井心那、岩井ツインズらがスリクソン新ボールを“即投入”へ

<NEC軽井沢72ゴルフ 事前情報◇8日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6685ヤード・パー72>

ダンロップのボール『スリクソン Z-STAR』の最新モデルと見られる製品が、国内女子ツアーに登場した。男子ツアーでは約1カ月ほど前に支給されて、蝉川泰果が新モデルにスイッチ。海外ツアーでは松山英樹が1月から使用しており、2月の「ジェネシス招待」での優勝や「パリ五輪」の銅メダル獲得にも一役買った。
詳細はまだ明らかにされていないが、ボールには『Z-STAR』、『Z-STAR XV』、『Z-STAR◆』という印字が。現行のニューバージョンになると考えられる。見た目の違いといえば、ラインの矢印の色がグレーに塗られたくらい。それでも、櫻井心那をはじめ、女子プロたちもその性能に変化を感じている。

「フェースに食いつく感じがあります。ウェッジでの100ヤード以内の感覚が良くなりました。アイアンのスピン量も良くて、これまでの良さが伸びていますね」。Z-STAR◆を使用する櫻井は、練習ラウンドでテストすると、そのまま実戦投入することを決めた。

同じく即投入を決めたのは、岩井明愛と千怜のツインズ。ともにZ-STAR XVを使用するが、「飛距離にはあまり差がないけれど、確かにスピンが効きやすくなりました」(明愛)とスイッチする。今週の試合での感覚を踏まえて、「AIG女子オープン」(全英)にも持っていくことを検討中だという。

今季4勝でZ-STARを使用する竹田麗央は、今週の即投入は見送ったが、「問題なく移行できる」と好感触。「打感が少し柔らかくなって、それが自分の好きな打感に合っています。もともと、スリクソンはイメージ通りの球が打てるので、その良さが引き継がれている感じですね」と話した。

青木瀬令奈、若林舞衣子も実戦投入に意欲的。今季ここまで21試合中スリクソンボールが10勝で、メルセデス・ランキングトップ5も独占。ツアーを席巻するボールの最新モデルに、引き続き注目していきたい。

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