最大でペットボトル8本も入る! 保冷機能もうれしいイマドキ『カートバッグ』は荷物の量で賢く選ぼう

さまざまな小物を収納できる『カートバッグ』は、今や多くのゴルファーが使用するラウンドの必需品だ。特に夏場は飲料を多く持ち歩くこともあり、それを冷たくキープできる保冷機能の付いたバッグに注目が集まる。ゴルフショップに務めた経験を持つティーチングプロの追分浩一は、自分に合った容量のモノを選ぶことが大切と話す。そこで、保冷機能付きの『カートバッグ』の容量や使いやすさなどを実際に使って検証してみた。
「ペットボトルが8本収納できる大容量タイプから3本程度のモノまでさまざまなサイズの『カートバッグ』がありますが、どちらが優れているということではなく、ゴルファーそれぞれの持ち歩きたいモノの量でサイズを決めると良いでしょう」と追分。
 
また、「スマートフォンにサングラス、日焼け止め、ボール、レーザー距離計など、ラウンドに持ち込みたいモノはさまざま。夏場のプレーで熱中症対策として大量の飲み物を入れておきたいなら保冷能力のある大容量タイプやシンプルなクーラーバッグを選ぶと良いでしょう」と話してくれた。
 
そこで、『カートバッグ』の使い勝手などの機能性だけでなく、容量がどれくらいかもチェック。自分の荷物の分量や種類をもとに、購入の参考にして欲しい。
 
比較は、持ち運びやすさ、バッグの使いやすさ、パーツの質、コストパフォーマンス、バッグの容量の5項目から実施。結果はS+、S、A+、Aの4段階で評価し、ベストバイを決めた。
  
S+評価でベストバイに選ばれたのは?
 
●大容量で使い勝手もバッチリなフィドラ『帆布クーラーバッグ ショルダー付き』
最大でペットボトルが8本入る圧倒的な収納力で、半分は保冷も可能。マグネット式のポケットなど、バッグ全体のデザインも使いやすく設計されている。モノを詰め込んで重くなっても持ち運びやすい作りなのもうれしいポイント。
 
続くS評価は4種。
 
●しっかりモノが入り持ち運びやすさもハイレベルなブリーフィング『S ECO TWILL』
ペットボトル6本を収納し、すべて保冷が可能。すっきりしたデザインで、パーツ1つ1つの質感も良く、高級感がある。持ち手の作りがしっかりしていて、適度に伸びてくれるので、たくさん詰め込んでも楽に持ち運べる。
 
●内部が完全防水など機能性も高いタイトリスト『サマーシリーズ クーラーバッグ』
保冷だけでなく、防水機能を備えた生地を内部に採用しているので、氷を直接入れて、飲み物を冷やすことが可能。ペットボトルを3本詰めた上で、外のポケットにもしっかりモノが入る。カートに積み込みやすいサイズであることもポイント。
 
●個性的なデザインで使い勝手の良さもあるYAK PAK『保冷付きラウンドバッグ』
リュックを模した個性的なデザインが特徴的なカートバッグで、ペットボトルは4本収納可能。持ちやすいチャックが開け閉めしやすいなど、パーツの質が高く、使い勝手の良さも考えられた作りになっている。
 
●使用後は小さくして楽に持ち帰れるキャロウェイ『アクティブクーラーバッグ』
中央のチャックを開け閉めすることでサイズを変えることが可能。大きくするとペットボトル4本がタテに入る十分な収納力があり、使用後は小さくして持ち運びやすくなる。カートのカゴにすっぽり入る寸法も良い。
 
残る3種はA+評価となった。
 
●独立した2つのサイドポケットが便利なクランク『グラフィティ保冷保温バッグ』
大きめの2つのサイドポケットが特徴的で、スマホやサングラスケースなどを収納し、すぐに取り出すことができる。容量は大きめで、ペットボトルが最大で6本入るが、4本までに抑えておくと、サイドポケットが使いやすい。
 
●高い保冷能力で飲み物の持ち運びに特化したブラッククローバー『アーバンクーラーバッグ』
バッグ内部にヒンヤリとした保冷能力の高い素材が使われていることが特徴。ペットボトルが最大で6本入る大容量タイプなので、飲み物を冷たいまま、多く持ち運びたい人にぴったりなカートバッグだ。
 
●高機能ポーチとして2個目に最適なアディダス『リュクス ツージップポーチ』
2つの口があり、中がメッシュで区切られているポーチで、小物を分けて収納することが可能。荷物を必要最低限に抑えたい人が単独で使ってもいいし、大きいバッグとは別に2個目のバッグとして持ち歩くのもおすすめ。
 
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