“無所属”のGKデ・ヘアにフィオレンティーナが関心か…守護神退団に備えて指揮官が補強を要望?

 無所属の状況が続く元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、フィオレンティーナに加入する可能性が浮上した。7日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在33歳のデ・ヘアはアトレティコ・マドリードの下部組織出身で、2009年9月にトップチームデビューを果たした。2011年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍すると、長年にわたって正守護神に君臨。世界トップクラスのGKとして地位を確立し、公式戦通算545試合に出場した。しかし、契約延長交渉のもつれから、2023年6月30日の契約満了に伴いクラブを退団。以降は無所属の状況が続いている。

 個人トレーニングでフィットネスを整えながら、自身の希望に沿ったオファーを待ち続けているデ・ヘア。7月にはセリエAのジェノアが、今夏にインテルへ移籍したスペイン人GKジョゼップ・マルティネスの後釜として同選手の獲得を画策したものの、現在はデ・ヘア側が「非現実的な給与額」を要求したため、交渉が停止していると報じられている。

 そんななか、今後に注目が集まるデ・ヘアに対し、フィオレンティーナが関心を寄せている模様。同クラブに所属するイタリア人GKピエトロ・テラッチアーノがモンツァと交渉中と噂されるなか、新たに指揮官へと就任したラッファエレ・パッラディーノ監督が、経験と資質を備えた後任の補強を取締役会に要請したという。

 一方で同紙は、「獲得を真剣に検討しているようだが、再び彼のフィジカル・コンディションが、ヴィオラにとっての最大の疑問点となっている」と指摘。また、イタリア紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』によると、デ・ヘアは少なくとも200万ユーロ(約3億2000万円)に変動制の100万ユーロ(約1億6000万円)を加えた年俸を、2025-2026シーズンまでの契約延長オプション付きで要求する見込みであるようだ。

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