初めての“酷暑対策”で「ゴルフに集中」 ホステスプロ・小野祐夢が大会2勝目へ急浮上

<カストロールレディース 2日目◇25日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6468ヤード・パー72>

2020年大会覇者で、大会を共催するBPカストロールとスポンサー契約を結ぶ小野祐夢が、第2ラウンドに「66」と6つ伸ばし、19位からトータル7アンダーの3位まで急浮上した。
1アンダーと伸ばしきれなかった初日のラウンド後には、ラインが読み切れなかったグリーン上をキーポイントに挙げていたが、2日目に攻略に成功した。この日はパーオン率100%とショットが好調。そしてチャンスについたパットも、次々と決めていく。

「初日とラインの読み方を変えて、少し薄めで読むようにしました。最初にポンッと入ってくれて、そこからイメージが良くなりました」。6つのバーディのうち、5つは5メートル以内のもの。2つ伸ばして迎えた後半では、10番から3連続、終盤の17番でもバーディを奪った。

優勝した20年は秋開催で、カストロールらしい“灼熱の時期”の出場はこれが初。そのなかで、熱中症対策として行われている『全ホールでのカート乗車』にも助けられている。「試合でカート乗車がOKなのは初めてです。暑さに自信がなかったけれど、カートに乗ることができてひと安心です。だいぶラクで、ゴルフに集中できています」。いいコンディションを保つ秘訣になっている。

最終日最終組に入り、首位との4打差を追いかける。「トップとは差があるし、自分が伸ばさないと抜くことはできない。きょうよりも丁寧にプレーしてチャンスをつくっていきたい」。前回ここでのプロ初優勝が“縁”になり、カストロール社のロゴを着けるようになった。「恩返しもしたいです。楽しんでもらえるよう優勝争いもしたいです」。4年前は黄色く色づいたイチョウの木の下で優勝の記念撮影をしたが、今年は大会カラーと同じ緑色の木々に囲まれながらカップを掲げたい。

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