
マンチェスター・シティがライプツィヒ所属のスペイン代表MFダニ・オルモへの関心を強めているようだ。14日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』やドイツ紙『ビルト』が伝えている。
現在26歳のダニ・オルモはバルセロナのカンテラ出身で、2014年夏に加入したディナモ・ザグレブでプロデビューを飾った。同クラブで攻撃の主軸として活躍すると、2020年夏にはライプツィヒへ完全移籍で加入。左右のウイング(WG)や中盤の攻撃的ポジションを主戦場にここまで公式戦通算148試合に出場し29ゴール34アシストをマークしている。
今夏開催のEURO2024ではトップ下を主戦場に6試合に出場し、イングランド代表FWハリー・ケインやオランダ代表FWコーディ・ガクポらと並ぶ大会最多の3ゴールをマーク。ドイツ代表との準々決勝やフランス代表との準決勝など重要な試合でネットを揺らし、スペイン代表の史上最多4度目の欧州制覇に大きく貢献した。
かねてからメガクラブ行きの噂が絶えないダニ・オルモだが、プレミアリーグ4連覇中のマンチェスター・シティが今夏の獲得に乗り出す可能性が浮上しているという。報道によると、同クラブを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督はダニ・オルモの能力を高く評価しており、以前から動向を注視していたとのこと。現在はライプツィヒと同選手との現行契約に付随している6000万ユーロ(約103億円)の契約解除条項の発動を検討してるようだ。
なお、この契約解除条項の発動期限は今夏のみとなっている模様。移籍市場に精通するイタリア人記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、マンチェスター・シティは迅速に契約を締結するべく、現地時間16日火曜日までに6000万ユーロ(約103億円)を全額支払うことを検討しているという。
EURO2024で輝きを放ったスペイン代表アタッカーは、マンチェスター・シティの一員として新シーズンを迎えることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。