地元大会の片岡尚之は“アイランドグリーン”が超苦手!「あしたは15度目の正直」

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2日目◇12日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72(予選)、7096ヤード・パー71(決勝)>

「きょうこそ、グリーンに乗ったと思ったけどな〜」。地元・北海道出身の片岡尚之は、悔しがる。これは、16番パー3での話。このホールは、グリーンが池に囲まれる“アイランドグリーン”になっており、風の読みを間違えれば、すぐにボールは池に消える。
片岡は一昨年、このホールで4日間で3度の池ポチャ、もっとも苦手なホールの1つとしている。「14回やって1度もグリーンに乗せたことない(笑)。やっぱりやりづらいですね、周りが全部池なので。きょうも風が強かったんで、打ちづらかった。あしたは15度目の正直やってきます」。

ホールインワン賞がかかる決勝ラウンドはからティーイングエリアを前方に出し、196ヤードから145ヤードに設定が変更される。吉と出るか凶と出るか“シグネチャーホール”で片岡はグリーンにボールを乗せることができるのか?決勝の見どころの一つだ。

一方、きょう1日全体のゴルフについては「前半は結構パターが本当に決まってくれて もう渋いパーパットがよく入って、後半はショットがもう荒れて荒れて大変でした。よくノーボギーで上がれたなって感じです」。トータル7アンダー・8位タイで決勝ラウンドに進む。

ラウンド後は、地元で大人気の片岡はファンからサイン攻め。さらに祖父や幼馴染が駆けつけ交流し、2021年以来となるツアー2勝目へ自然と力が入る。「なんとか予選通過できました。結構伸ばし合いになると思うので、あしたからもっとバーディを取って優勝争いできればいいかなと思います」。地元のファン、そして家族へ嬉しい報告がしたい。(文・神吉孝昌)

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