西村優菜は「出入りの激しいゴルフ」も『69』 “新武器”の活躍でアンダーパー発進

<アムンディ・エビアン選手権 初日◇11日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>

午前スタートの西村優菜は5バーディ・3ボギーと「出入りの激しいゴルフ」ながら、2アンダーで初日をラウンド。21位タイと上々の位置で2日目に進む。
スタートホールの10番パー4。2打目(155ヤード)を6番アイアンで放つと、ピン手前5メートルにつけてバーディ発進を決めた。「いいセカンドショットを打てて、上りのパットが決まってくれた。パッティングのフィーリングはそこからいい感じ」と今週から投入した新パター『ジラフビーム』が早速効果を発揮。「けっこう苦手なスライスラインもしっかり打てていた」と“新武器”の活躍に笑顔を見せた。

そのあとは13番でボギーを喫するも、15、16番と連続バーディを奪取。17番でスコアをひとつ落としたが、18番でバウンスバックを決めて2アンダーでハーフターンした。後半は1番のボギー、2番のバーディのあとはパーが続き、スコアを伸ばすことはできなかった。「きょうは風もなかったですし、もう少し伸ばしたかった」と心残りを明かす。

課題となったのは「ティショットのミス」だった。フェアウェイキープ率は13ホール中7回(53.84%)にとどまった。今週のラフは芝の量が多く、ラフに入るとグリーンに乗せるのが精いっぱい。そのなかでも5つのバーディを獲得できたのは、リカバリーの精度に尽きる。「パッティングとセカンドショットのフィーリングが良かった。そこはポジティブに捉えてもいいのかな」と2日目以降につながりそうだ。

あすはトップと5打差で迎える。上位浮上に向けて「パッティングのフィーリングを少し合わせる。あとはショットをメーンでやりたい」。初日に頭を悩ませたドライバーショットを中心に調整し、好位置で土曜日を迎えるために準備をしていく。(文・高木彩音)

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