スイングは始動が8割! 飯島茜が教える“ボールペン”チェック法

国内女子ツアー通算7勝の飯島茜は第一線から退き、現在はレッスン活動などで活躍中。YouTubeチャンネルは登録者数22.3万人。これまでに800人のアマチュアにレッスンしてきたという。そんな飯島は「スイングは始動が肝心」と話す。
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腕の三角形を崩さずにヘッドが真っすぐ動くのが正しい始動の形です。手先でヒョイと上げると、腕の三角形が崩れて、ヘッドが内にも外にも上がってしまう。

正しく始動するには、まずアドレスが大切。正面を見ながら軽くお辞儀をしてみてください。腹筋やお尻に力が入った状態で、足の付け根から前傾できますよ。正しく前傾できたら、腕をダランと垂らしたところでクラブをの握ります。お尻がツンと上を向いたアドレスになっていれば、始動の準備完了です。
始動するとき、クラブが真っすぐ動くのが理想。このとき、手先でヘッドをコントロールしようとするのはNG。腹筋に力を入れて、右肋骨を後ろに引くイメージで始動すれば、自然とクラブが真っすぐ動きます。
正しく始動できたかは、グローブにボールペンを挿せば分かります。ボールペンの角度が変わり、腕から離れてしまうと手打ち始動の証拠です。正しく始動できれば、ボールペンの角度は変わりません。
ちなみに、正しいアドレス、正しい始動ができれば、正しいトップも簡単に作れます。始動して、これ以上体で上げられないところまできたときに右ヒジを曲げると、クラブの重さと遠心力で理想の位置にクラブが上がりますよ。
■飯島茜
いいじま・あかね/1983年生まれ、千葉県出身。ツアーの第一線から退いた現在は、レッスンを中心に活動。YouTube『飯島茜のゴルフちゃんねる』は登録者数22.3万人を誇る。ツアー通算7勝(メジャー1勝)

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