
<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 初日◇11日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72(予選)、7096ヤード・パー71(決勝)>
石川遼は3バーディ・3ボギーの「72」と苦戦。過去2勝を挙げている好相性の舞台で、イーブンパー・88位タイと出遅れた。2週連続となる予選落ちの危機に瀕している。
岩田寛、小平智とともに、10番からスタート。14番でボギーが先に来たが、18番パー5でバーディを奪い1つ取り返した。後半はバーディが2つ、ボギーが2つと波に乗ることができず、初日を終えた。
スコアを伸ばせなかった原因としては、アイアンの精度を挙げる。「特にショートアイアンの距離感が合わなかった。コースが変わったり、自分のコンディションが変わった時、距離感がぶれないように(意識して)やってきましたけど…」と苦々しい表情を浮かべた。
それでも、先週の「日本プロ」で感じたドライバーの精度に関しては、「きょうは問題なかった」と悲観することばかりではない。「初日はなかなかうまくいかなかったですけど、まだあすがあるので。巻き返せるように頑張ります」と話し、練習場へ向かった。(文・神吉孝昌)