進化するクラブやボールによる飛距離アップは、スコアの向上につながっているのか?【あなたはどっち派】

ここ数年はクラブやボールの進化とともに、飛距離が伸びすぎたことがプロゴルフツアーの世界で問題視されている。飛距離アップでスコアがよくなっているというのだが、果たして飛距離が伸びたことでアマチュアもスコアはよくなったのだろうか? ふたりのプロゴルファーに話を聞いた。
「飛ぶほうが曲がったときのリスクは大きい。大叩きホールが増えている」ので、「道具による飛距離アップはスコアにつながっていない」と話すのは福永和宏プロ。
 
「アマチュアゴルファーがみんなシングルくらいの腕前で、ボールをコントロールしているならスコアはよくなっていると思います。でも、実際にはスコア100前後のアマチュアが多い。そうなると、飛ぶことよりも、曲がるリスクが大きくなっていると思います。例えば、右に3度の打ち出しでプッシュアウトしても200ヤードまでならラフだったのに、220ヤード飛んだせいでOBになることもあります」
 
「同じくらいの曲がり幅や角度であるなら、実は飛ぶほうがリスクは大きくなるんです。アマチュアは大叩きホールがあると緊張感がなくなって、スコアがボロボロになりやすい。だからスコアがよくなったどころか、『10年前よりスコアが悪い』と感じている人のほうが多いのではないでしょうか」
 
一方、「残り距離が短くなれば、絶対にスコアは良くなる」というのは、今野一哉プロ。
 
「ゴルフのスコアは残り距離で境界線があります。一般的なアマチュアは3打の境界線が残り30ヤード、4打の境界線が150ヤードといわれています。具体的に説明すると残り25ヤードなら2打で上がれる可能性が高いけど、30ヤード以上だと3打になりやすい。残り145ヤードなら3打で上がれても、155ヤードになると4打かかると分析されているんです」
 
「つまり、単純にドライバーやボールが飛ぶようになると境界線を越えて残り25ヤード、残り145ヤードになる確率が高くなる。そうなると絶対にスコアはよくなるはず。ただし米ツアーのリポートではプロの平均スコアが年間で1打前後よくなるくらい。それはプロにはかなり大きい変化ですが、アマチュアだと気がつかない人も多いと思います」
 
さて、あなたはどっち派ですか?
 
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