EUROで躍動のカラフィオーリにユーヴェ、レアル、アーセナルが関心か…価格は69億円以上?

 ボローニャに所属するイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリに対し、複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在22歳のカラフィオーリは身長188センチの左利きセンターバック(CB)。名門ローマの下部組織出身で、2020-21シーズン開幕前にトップチーム昇格を果たした。その後はジェノア、バーゼルを経て、昨年夏にボローニャへ完全移籍加入すると、チアゴ・モッタ監督(現:ユヴェントス)の下で最終ラインの主軸に定着。公式戦通算33試合の出場で2ゴール5アシストを記録し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

 そんなカラフィオーリは今年6月にイタリア代表デビュー。EURO2024に臨むメンバーにも名を連ねると、グループステージの全3試合にフル出場し、第3節のクロアチア代表戦では、後半アディショナルタイムにマッティア・ザッカーニ(ラツィオ)の同点ゴールをアシストするなど存在感を放っている。

 報道によると、同選手の昨今の際立ったパフォーマンスは欧州中の注目を集めており、複数のメガクラブが獲得を検討しているという。関心を寄せるクラブの1つが、今夏にチアゴ・モッタ監督が就任したユヴェントス。41歳の若き指揮官は、自身の戦術をよく知るカラフィオーリをスカッドに加え、守備陣を安定させたいと考えているようだ。クラブ内部では、既存戦力とのトレードの可能性についても議論がなされているという。

 また、レアル・マドリードとアーセナルもカラフィオーリをリストアップしており、その動向を注視している模様。ボローニャは最終ラインの主軸を担う同選手を簡単に手放すつもりはなく、移籍金として少なくとも4000万ユーロ(約69億円)を要求しているようだ。なお、EURO2024・決勝トーナメントの活躍次第では、この金額がさらに上昇する可能性もあるという。

 果たして、評価急上昇中のカラフィオーリは今夏にステップアップを果たすのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。

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