リランキング44位の橋添穂は予選落ち “ボーダー”越えならずも「あまり気にしてはいなかった」

<ニチレイレディス 2日目◇15日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6584ヤード・パー72>

リランキング突破がかかる重要な一戦。43位タイから出た橋添穂は、2日目にボギーを重ねる苦しいゴルフを強いられた。最終ホールにイーグルを奪う意地を見せるも、「79」で95位タイに後退。予選落ちに終わった。
今大会終了後に第1回リランキングが実施されるが、橋添の同ランキングは44位。上位30位付近までが中盤戦出場の目安となっており、少しでも順位を上げたいところだったが「きょうはなにもしっくりこなかった」。イーグルを除き、7ボギー・1ダブルボギーという結果にため息をついた。

「いつもはドローですが、きょうはラフからのショットが右に出ていた」と出球が定まらず、グリーンをなかなかとらえることができなかった。さらに「アプローチの感覚も良くなかったので、寄らず入らずというのが多かったです」。ずるずると順位を後退させていくなか、唯一の救いは最終18番のイーグルだった。

ティショットでフェアウェイをとらえると、エッジまで222ヤードから3番ウッドを振り抜き、左ラフへ。そこから15ヤードのアプローチを沈めて見せた。「最後はおまけですね(笑)」。苦しい一日への清涼剤となった。

リランキングのボーダー越えとは行かなかったが「あまり気にしてはいなかった」と落ち込んでいる様子は無い。「レギュラーツアーに出られなかったら、(下部の)ステップにも出場したいと思います。レギュラーツアーもマンデー(主催者推薦選考会)とか、推薦とかいただけるのであれば出場したいです」と気持ちはすでに前を向いている。

「自分と向き合う時間ができるので、それもいいのかなと思ったりもします。前半戦にフル出場しましたが、せわしく一週間が過ぎてしまっていたので、ちょっと休みながら目標を立てていけるのではないかと思います」。中盤戦の出場権を失ったとしても、それすらプラスに捉えようとしている。(文・齊藤啓介)

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