「このコースはグリーンがすべて」 タイガー・ウッズは不満の出遅れ “月一”にジレンマも…

<全米オープン 初日◇13日◇パインハースト・リゾートNo.2(米ノースカロライナ州)◇7548ヤード・パー70>

バーディで大会をスタートしたタイガー・ウッズ(米国)だったが、その後は難コースにおおいに苦しみ、2バーディ・6ボギーの「74」。4オーバーの86位タイで初日を終えて不満顔だ。
ウッズによれば、パインハーストNo.2でもっとも厄介なのはグリーン。「複雑で傾斜もきついし、ほかのコースなら寄っていくところでも、逆に離れていく」という形状に苦労した。「ピンのショートサイドに外したら自動的にボギー以上になってしまう。安全な場所にアグレッシブにいくことがこのコースのグリーンでは必要だ」。攻めの気持ちを抑えつつ、進んで安全策をとることが重要と説く。

4月の「マスターズ」は60位と低迷し、先月の「全米プロゴルフ選手権」では無念の予選落ちを喫した。今年は“月一”ゴルフを貫いている。全米プロ参戦時には「実戦感覚がどうしても戻らない」と嘆いていたが、今回もやはり初日は思い通りのプレーにはほど遠かった。

「また足を痛めて試合に出られなくなるか、試合を絞ってシャープでない状態で頑張るか。どっちかを選ばないといけないんだ」と苦しい胸の内を明かす。初日のプレーで感覚が戻ったことを祈りつつ、まずは予選突破を目指す2日目へ向かう。

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