最北の楽園・礼文島のウニとオホーツク紋別のカニが珠玉の競演! さっぽろオータムフェスト2017レポート①

北海道の美味しい秋の始まりを告げる「さっぽろオータムフェスト2017」が、今年も大好評のうち9月30日に閉幕しました。今年は10回目の記念開催。日本全国だけでなく海外からもたくさんのファンが訪れ大盛況の23日間でした。

札幌大通 ふるさと市場

札幌中心部にある大通公園で行われたこの食の祭典の中でも特に人気のエリアが「札幌大通 ふるさと市場」です。普段札幌では食べることができない北海道内各地のご当地グルメが大集合。ところ狭しと並ぶブースでは、道内の市町村が我が町のイチオシを一番美味しい状態で食べてもらおうと活気一杯です。右を見ても左を見ても美味しそうなものばかりで迷いに迷ってしまいました。

礼文島

凛とした切れの良い呼び声に誘われたのは、最北の楽園と言われる礼文島ブースの「ジャンボ島のうに踊り焼き」と「獲れたてイカの醤油焼き」。呼び声の主である柿沼由樹さんは道内をはじめ東京などに店舗を展開している「島の人」のスタッフの方でした。この焼きうには、昨年のオータムフェスト期間中に1万個販売されたと言う恐るべき一品です。

礼文島のウニ

丸ごとの島うにを豪快に焼き、真ん中から割ると、一気にほんのり潮の香りと甘い香りが!ひとくち口に含むと、なんという旨味と甘みでしょう。焼くことでぎゅっと身がしまり、味が凝縮して感じられるのです。特に飲み込んだ後、喉に残る甘い風味がたまりません。イカは、利尻昆布を使用した旨味たっぷりのお醤油が、厚みがあるのに柔らかいイカの旨味を更にひきたてていました。柿沼さんに教えてもらった礼文の海産物が美味しい理由、それは上質の利尻昆布で育ち、礼文の強い潮の流れにもまれて小ぶりな分だけ深く濃い味わいを持つということです。島うにを始めとした魅惑的な海産物グルメを堪能しに礼文島に行きたくなりました。

次に訪ねたのは、「紋別市」のブースです。オホーツク海に面する紋別は、蟹の水揚げ量の多い有数の港町。美味しい蟹が食べられることで有名な紋別から来た、ずらりと並んだ圧巻のカニの甲羅盛りから漂うオーラから目を離せません。

紋別市のカニ

紋別の特産品であるカニの甲羅盛りは、カニの甲羅にカニ味噌とカニの身を詰め込んだ贅沢な一品。まずは香りだけでぐんぐんテンションが上がります!豪快にひとくち含むと、ほんのり優しい塩気に包まれたジューシーな蟹肉に言葉が出てきません。これが蟹の一番美味しい食べ方なんだ!と納得しました。北海道には様々な海産物がありますが、やっぱり北海道の海産物と言えば、蟹は外せない、と改めて実感したのでした。

筆者:澤口美穂。カナダへのワーキングホリデー、グアテマラ留学含め、約2年半北米、中米、南米を中心に周遊。帰国後、ヨーロッパ本社の外資系企業日本法人2社で勤務し、アジア、ヨーロッパへ数多く出張。20代からの訪問国数は約30か国以上。平成28年、生活拠点を東京から札幌に移す。様々な国の人々と共に働いてきた経験や自分の想いを形にした新しいビジネスと人生のセカンドステージを構築中。

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