今夏が“怪物”、来夏は無敗の王者の“10番”…レアル・マドリードがMFヴィルツ獲得に乗り出す!?

 レアル・マドリードは、来夏にレヴァークーゼンに所属するMFフロリアン・ヴィルツを獲得することを目指しているようだ。9日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 今夏の移籍市場で、キリアン・エンバペを獲得したレアル・マドリード。フェデリコ・バルベルデ、エドゥアルド・カマヴィンガ、ジュード・ベリンガム、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、そこにフランスが生んだ“怪物”が加わる。銀河系軍団と形容することさえ許されないほどの絢爛豪華なスカッドになったレアル・マドリードだが、来夏にも大物を狙うとのこと。ブンデスリーガ史上初となる無敗優勝を成し遂げた、レヴァークーゼンの“10番”を背負うフロリアン・ヴィルツだ。

 今シーズンの公式戦で18得点20アシストを記録し、リーグ年間最優秀選手賞を受賞したヴィルツは現在21歳。ケルンの下部組織からレヴァークーゼンの下部組織に移った後、2020年5月にクラブ史上最年少でトップチームデビューを果たした同選手は、まもなく開幕を迎えるEURO2024にもドイツ代表として出場する。

 そして今回の報道によると、数カ月前から獲得に乗り出したレアル・マドリードは、ヴィルツに対する関心をより強めているという。計画は2025年夏の加入を目指すもので、一部関係者はすでに選手側との“約束”を交わすに至ったと主張している模様。また、バルセロナが同選手獲得を目指していることも指摘している。

 なお、ヴィルツとレヴァークーゼンの現行契約は2027年夏までだが、両者は2025年夏以降は他クラブへの移籍を認めることで合意しているとのこと。クラブ側は、1億5000万ユーロ(約253億円)程度での売却を見込んでいるようだ。

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