バイエルン、パリーニャ獲得交渉が最終段階に到達か…キミッヒ&ゴレツカは売却の可能性?

 バイエルンがフルアム所属のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得に動いているようだ。9日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。

 現在28歳のパリーニャは屈強な体格を誇る守備的MF。母国の名門スポルティングやブラガで頭角を表すと、2022年夏にフルアムへ完全移籍加入し、ここまで公式戦通算79試合の出場で8ゴール1アシストをマークしている。昨年夏にはバイエルンが獲得に乗り出し、移籍市場最終日にはメディカルチェックが行われたものの、フルアムが代役を確保できなかったこともあり、最終的に交渉は決裂した。

 今回の報道によると、バイエルンは今夏もパリーニャ獲得を目指しており、フルアムとの具体的な交渉に臨んでいるという。昨年夏も移籍に前向きだった選手本人とは既に個人条件で原則的な合意が成立している模様。また、クラブ間交渉も既に最終段階に到達しており、移籍金は4000万ユーロ(約68億円)から4500万ユーロ(約76億円)、4年または5年契約の締結で合意に至る可能性が高いと報じられている。

 スポーツ部門の取締役を務めるマックス・エベール氏とクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)は今後数日以内のクラブ間合意に向けてオファーの調整を進めているとのこと。なお、パリーニャと同じく中盤センターを主戦場とするドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ、同MFレオン・ゴレツカについては、適切なオファーが届いた場合には今夏の売却を容認するようだ。

 2023-24シーズンは12年ぶりの無冠という不本意な結果に終わり、ヴァンサン・コンパニ新監督の下での再出発を決断したバイエルン。以前から関心を寄せ続けていた守備的MFの獲得が着々と近づいているようだ。

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