昨夏は移籍を断るも…ルカクがサウジリーグを称賛「多くの人が考えるよりはるかにレベルが高い」

 2023-24シーズンをローマで過ごしたベルギー代表FWロメル・ルカクに、サウジアラビア行きの可能性が浮上している。

 現在31歳のルカクは、2009年に母国ベルギーの名門・アンデルレヒトでトップチーム昇格を果たすと、以降はチェルシーやエヴァートン、マンチェスター・ユナイテッド、インテルなどでプレー。チェルシー時代はFAカップ(2011-12)やFIFAクラブワールドカップ(2022)優勝を経験し、インテルでもセリエA(2020-21)制覇に大きく貢献した。

 2023年8月31日には保有元のチェルシーからローマにローン移籍で加入。契約期限は今月6月30日までとなっており、かねてから去就が注目されてきた。

 今夏、ルカクの“新天地候補”には、昨年に引き続きサウジアラビア方面が含まれる可能性があるという。昨夏、チェルシーはアル・ヒラルからルカク獲得のオファーを受けていたものの、最終的にルカク本人が断ったために移籍は実現しなかった。ベルギーメディア『HLN』は6日、ルカクのインタビュー記事を紹介。ルカクは昨夏について「激動の2週間を過ごした」と当時を振り返り、サウジ・プロフェッショナルリーグのレベルに疑念を持っていたことを明かした。

 しかし、1年が経ってルカクの考えは大きく変わったようだ。ルカクは「サウジアラビアのレベルは上がる一方だ」と、サウジ・プロフェッショナルリーグを称賛。「多くの人が考えるよりもはるかにレベルが高いよ」と太鼓判を押した。

「より多くの選手があの場所でプレーするだろう。インフラはまだ改善する余地があるけど、欧州の主要なトップクラブはみな『サウジアラビアがくる』ことを知っているさ。それはすでにボクシングやゴルフ、F1でも目にすることができる」

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