
クルスクの戦い(2024年)。
次から次へと襲いかかるドローン
ウクライナ国防省は2024年6月3日、ロシア西部のクルスク地域でロシア軍の車列を破壊したと発表。映像も公開しました。
映像では、カメラを搭載した自爆型ドローンが、次から次へとロシア軍の車列に突入し、トラックなどを撃破しています。ロシア軍のトラックは最初の攻撃を受けた後、散り散りに逃げたことが確認できますが、ドローンに追跡され、各個撃破されています。 トラックは戦車や歩兵戦闘車などに比べると地味な存在ですが、前線に食料や弾薬、燃料などを届ける重要な役割を担っています。ウクライナ軍は、これらの車両を攻撃することで、ロシア軍の侵攻作戦に不可欠な兵站輸送に打撃を与えている模様です。 ウクライナ国防省は2024年6月3日時点で、ロシア軍がウクライナへの全面侵攻を開始して以来、1万8000台を超えるトラックや燃料タンク車を破壊したと発表しています。
ドローンの攻撃を受けるロシア軍の車列