「これからアメリカに…」 渋野日向子が笹生優花との全米“1・2フィニッシュ”で抱く期待

<ショップライトLPGAクラシック 事前情報◇4日◇シービューGCベイC(ニュージャージー州)◇6197ヤード・パー71>

先週のメジャー「全米女子オープン」で2位になった渋野日向子が4日(火)、今週の開催コースに入り調整した。この日は昼過ぎから、その全米を制した笹生優花とともにイン9ホールをプレー。その後はパッティンググリーンでボールを転がした。
激闘を終えた翌日の月曜日は移動のみで、きょうから本格始動。練習場で会った笹生からの『一緒に』という誘いに応じ、先週末、日本を興奮させた2人による練習ラウンドが始まった。それは笑い声が絶えない時間に。「(笹生とは)レベルが違う。私は私なりに頑張るけど、優花は頼りになる部分がありすぎるから、こうやって一緒に練習ラウンドをさせてもらうことも今までもあったし、これからもあると思う」と“後輩”との楽しい時間について話した。

先週のできごとについては、「もうちょっとできたなって思う部分があったけど、今までの状態を考えるとよかったなって思うところはあった」と振り返る。全米までは今季9試合に出場し、予選通過が2試合(1試合は予選落ちがない試合)と苦しい時間を過ごしてきたが、大舞台で出した好結果には「安堵(あんど)感」を覚えた。

インスタグラムのストーリー(動画投稿)機能に、自分のプレーをアップした人も多く、それによって映像で振り返ること、そして盛り上がりを感じることもできた。今季から指導を受ける辻村明志コーチからも『よく頑張った』という労いの言葉をもらい、「ありがたかったです」と頭をさげる。

日本勢2人による“1・2フィニッシュ”については、「自分が言うのもなんだけど、ゴルフ界にとってすごくいいことだと思う」と考えている。「優花や私の姿を見て、これからアメリカに行きたいって思ってくれるジュニアの子や、日本で戦っている選手がちょっとずつ増えてくれるとうれしいなって。そういう立場にいられるのはうれしい」。呼び水になることを期待する。

「もっと上を目指すため、引き続きやることはしっかりとやっていきたい」。このショップライトは2年ぶり3度目の出場で、前回の22年大会は最終日に「67」を出すなど17位という成績を残している。ここからは開幕前日の6日(木)に出場するプロアマの18ホールなどで、さらに準備を進めていく。(文・間宮輝憲)

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