バーンリー、バイエルン就任のコンパニ監督に感謝「幸運だけを願っている」

 バーンリーは29日、ヴァンサン・コンパニ監督がバイエルンの新指揮官に就任した理由を説明した。クラブ公式サイトが伝えている。

 現在38歳のコンパニ監督は、アンデルレヒトやハンブルガーSV、マンチェスター・シティでのプレーを経て、2019年には選手兼監督としてアンデルレヒトへ帰還し、翌年からは監督業に専念。そして、2022年7月にバーンリーの指揮官に就任すると、圧倒的な強さでチャンピオンシップ(2部)を制覇し、1年でのプレミアリーグ復帰へと導いた。しかし、プレミアリーグでの戦いは厳しく、今季19位に終わり、1年での2部降格となった。

 それでも、昨年5月に2028年6月30日までとなる長期契約を締結したこともあり、コンパニ監督への信頼を示していたバーンリーだが、新指揮官の招へいが難航していたバイエルンから関心が寄せられると、同監督がバイエルン就任を望んだこともあり、バーンリーを離れることが決定した。なお、イギリスメディア『BBC』によると、バーンリーは1020万ポンド(約20億円)ほどの補償金を受け取ることになるようだ。

 コンパニ監督がクラブを去ることを発表したバーンリーは声明で「当初は監督の留任に自信を持っていたが、状況の変化のよってそれが不可能になった」と明らかにしつつ、「私たちはバイエルンのようなクラブの魅力と名声を理解しており、新しい機会を求めているヴァンサンの野心を尊重している」と綴りながら、同監督へのエールを送った。

「私たちはヴァンサンの幸運だけを願っており、このクラブの一員であった日々の献身に感謝の意を表したいと思う。私たちの優先事項はバーンリーの安定と成功であり、私たちの野望であるプレミアリーグへの復帰が実現されるように必要な措置を取り続けていく。新しい監督探しを始めており、適切な時期に発表する」

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