チェルシー、次期指揮官の大本命はイプスウィッチの指揮官？　ヘーネス監督にもコンタクト開始か

　チェルシーの次期指揮官となるのは誰なのか。21日、イギリスメディア『TEAMTAK』が国内外から複数の候補者の名前を挙げている。

　今シーズンのプレミアリーグで18勝9分11敗を記録し、勝ち点「63」の6位フィニッシュを飾ったチェルシー。開幕序盤こそ不安定な戦いを露呈した同クラブだったが、シーズンが進むにつれて本来のパフォーマンスを取り戻し、2024年に入ってからのリーグ戦では3敗のみと、好調を維持しながら欧州カップ戦への出場権を獲得している。しかし、チェルシーは21日にマウリシオ・ポチェッティーノ監督との契約を双方合意の上で解除したことを発表。現在はプレミアリーグを代表する強豪クラブの次期指揮官をめぐる報道が過熱中だ。

　そんななか、同メディアはチェルシーに所属する選手の多くが、ポチェッティーノ監督の退任をニュースで初めて知ったと指摘。同監督がクラブ内でのコミュニケーション不足に不満を持ち、以前からチェルシーに対して失望していたと契約解除の理由を説明している。

　また、注目が集まる後任候補として、シュトゥットガルトを率いるセバスティアン・ヘーネス監督と、来季のプレミアリーグ昇格を決めたイプスウィッチを率いるキーラン・マッケンナ監督を紹介。へーネス監督は3月にクラブとの契約を2027年6月30日まで延長したばかりだが、すでにチェルシーは2名とコンタクトを取っており、現時点ではマッケンナ監督が最有力候補であると主張した。

　加えて、ブレントフォードで指揮官を務めるトーマス・フランク監督と、バーンリーを率いるヴァンサン・コンパニ監督も候補に挙がる可能性があると報道。一方で、チェルシーの指揮官を退任したポチェッティーノ監督については、「プレミアリーグに短期間で復帰することもありうるだろう」と伝えている。